鈴鹿の山中で

谷に向かい急斜面を下っていくと、炭焼き窯跡が。こんな場所にと思うところに暮らしの痕跡。

アフリカ旅の断片が甦る。ニジェール、サハラ砂漠の入り口のトアレグの田舎町。リビアへの出稼ぎ労働者を満載したトラックが地の果てのような砂漠に向かい出発する。秘境という響きに魅せられ訪れた私が目にしたのは、ここが日常であり生きる為の手段の場である人々。

山を歩くと思い出すアジアやアフリカの辺境に生きる人々の姿。

辺境、山の暮らしは民族、時間を超え、何か通

                                  ずるものを感じる。                                                          

 

遠くから眺め気になっていた山の稜線。

その山中に入り、想像以上の美しい光景が出迎えてくれた時の嬉しさ!