池河内の集落の先から駒ヶ岳へ。川の両岸の尾根を周回する。
最初の急坂の後は、下草の殆ど無い歩きやすい痩せ尾根。明るい広葉樹の尾根歩きは心地よい。
分水嶺に近づくとぶなの森。下りの千石山に続く尾根も楽しい。
途中、見かけた「熊川城址」や「天徳寺」への矢印。どんな道だろう。妄想が広がる。
帰りに寄った、三番滝。一番下の滝つぼに石を投げると大雨になるという。二番目の滝つぼにはお不動様が祭られている。滝の周辺はかつては田んぼや畑だったのだろう。植林の中、苔むした石積みが随所に見られる。天候に翻弄された人々の苦労を想像する。
滝のそばから分水嶺を越え麻生へと道が延びていたという。戦国時代の武士も通ったという池河内越え、麻生越えと呼ばれる古道。今日も里山から学んだ一日だった。
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川畑哲夫 (木曜日, 22 6月 2017 11:28)
池河内越え何度も登りました。素晴らしい眺めです。