林道の奥はぶなの大樹の森。
美しく奥深い野坂山地のやまやま。
かすかに残る山に暮らした人々の痕跡。
山に生きた人々の木々への想い。
訪れるたび、山と人との繋がりにハッとする。
一生を終えたブナの大樹。
緑の海の中、私の上に広がる青空の広さに
一本の木の存在の大きさを実感する。
ぶなとユズリハの森。
柔らかな若葉が美しい。
やがて古い葉は落ちるのだろう。
赤坂山から野坂岳への稜線
そこから両サイドに伸びるぶなの尾根、
尾根と尾根の間の透き通った流れ、
そのひとつひとつを訪ねて行けたらと
夢想する。
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